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大学生活
大学生活に慣れてきました。中高時代よりちょっと遅く起きられる生活もちょっとうれしいし、
好きなこといっぱいできるのも楽しい＾＾美大は自由だし、何より好きなことをやりたくて入ってるのになんでみんなさぼったりするんだろう？
確かに、今私が通ってる大学は上位何校かに入っているけど、その中で比べれば倍率も低いし、誰でも入れるとか悪口言う人も言うくらい楽に入れるらしい。高３になってから美術を始めた人でも結構合格する。だから、私は２年頑張って結局この大学だったとき悲しかったのだ。でも、美大の受験は大変だった。センターでは８割を押さえるのが望ましいってくらい学力は必要だし、絵というものはすぐに成長するものではないから時間がかかる。自分のイメージに画力が追いつかなくて苦しかった。勉強に時間を使えば絵が描けない、絵に時間をかければ勉強ができない。そのバランスがあって、かつ、一定の実力に達した人しか合格できないのは言うまでもない。私の場合は勉強に時間をかけすぎてバランスがあわずに不合格となったわけだが・・・。
私の大学だけじゃないと思う。さぼる人。何しに学校きてるの？授業面倒くさいなら大学やめれば？学校なんて授業がほとんど全てじゃない、その授業が受けたくて必死に受験勉強して入ったんじゃないの？他の人を蹴落としてでも入りたかったんじゃないの？私は蹴落とされたし、蹴落とした。私がもし、今の大学を蹴って浪人してたらもう一人誰かが入れた。その誰かは今別の大学に行っているか浪人してるかなんだろうけど、私がいまいる場所には立てなかった人がいる。そう考えると、自分が今大学生になれて、好きなことをできる時間と環境が与えられているということがとても恵まれていることだって思える。
第２志望の大学が補欠だったとき、補欠の人が互いを励まし合ったり繰り上がり状況を書き込む掲示板を見ていた。私は、自分が繰り上がれるかどうかばかりを考えていたが、ある日、自分が合格している今の大学を蹴ってくれという書き込みを見つけた。彼女は３浪らしく、後がないと言っていた。書き込みの言葉がいつも必死だった。自分が第２志望に繰り上がって、第３志望を蹴ってあげられたら・・・と思っていた。しかし、私は結局あと数人というところで第２が不合格となり、蹴ることはできなかった。大学に入ってから掲示板を見たが、彼女の書き込みが無かったところをみると彼女は落ちたのだろう。
「何浪しても入れないやつは才能が無い」とか酷い書き込みをする人もいるけど、一つのことが好きで好きでずっと頑張れるのはすごいことだと思う。「努力し続ければ必ずいつかできるようになる」私はいつもそう信じている。 植物は同じ条件で育てても花は同じようには咲かない。早く咲く花、遅く咲く花、大きい花、小さい花。努力も同じだと思う。でも、努力の花は枯れないし、咲かない花はないと思う。時間がかかったっていつか必ず花は咲く。彼女にはあきらめて欲しくない、そう思っている。
会ったことも話したこともない誰か、彼女がどうなったかはわからない。でも、彼女がやりたくてもできなかったことを私はやることができる。もちろん、今自分が頑張っているのは自分の将来の為ではあるけれど、彼女の分も頑張りたいと思っている。
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